9月 02 2010

身近だけど実はよく知らないPagerank

カテゴリー: Google SEO, Google アルゴリズムadmin @ 2:04 PM

LiAウェブマーケティングセクションの天野です。

突然ですが、クイズです。下の画像は1から6までのサイトが、お互いにリンクを出したり受け取ったりしている図です。この中で、一番Pagerankが高いサイトは1から6のどれでしょう?

ページランク計算

ページランク計算

リンクをもらっているけど、他のサイトにはリンクを出していない2のサイトでしょうか?

それとも、ハブになっている3からリンクをもらっている、4のサイトでしょうか?

実は、あまり目立たないですが、計算をしてみると5のサイトが一番ページランクが高くなります。

では、今度は逆に一番ページランクが低くなるのは、どのサイトでしょうか?

一番リンクを出している3のページや、どのサイトにもリンクを出していない2のページあたりを

疑いたくなりますが、実はこれまた意外なことに一番ページランクが低いのは、1のサイトになります。

さらに驚くことに、ページランクが一番高い5のサイトと、一番低い1のサイトを比べると10倍の差があります。

この図を眺めているだけでは、5と1でページの人気度に10倍の開きがあるとは思えないですよね。

GoogleSEOが主流になってくると、こういったPagerankの計算もSEOには必要かもしれませんね。

ちなみに、今回のクイズは『Pagerankの数理』という本から出題しています。この本では

Pagerankの計算方法について詳しく書かれていますので、参考にしてみてください。

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8月 03 2010

YahooとGoogleの提携情報

LiAウェブマーケティングセクションの天野です。

SEOの今の最大の関心事といえばYahoo!JAPANの
Googleアルゴリズム導入についてですが、この提携について
ヤフーの井上雅博社長が記者向けに説明を行ないました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1008/02/news086.html

説明会のなかでは、

  • Yahoo!JAPANはWeb、画像、動画検索とモバイル検索で、Googleの検索エンジンと、広告配信技術を採用する。
  • 「Google八分の理由が、ヤフーから見ても仕方ないと思えるならノータッチだが、理由がおかしいと思い、検索結果に反映させた方がユーザーにとってありがたい場合は、検索結果に付け加える形で補てんできると思う」(同社の梶川朗 最高財務責任者)
  • 検索連動広告のシステムもGoogleのものを採用するが、ヤフーの検索連動広告「スポンサードサーチ」と、Googleの「AdWords」は「統合されない」
  • 「Googleからもらっている部分は検索結果の一部」
  • 「Yahoo!JAPANとGoogleは、検索エンジンは共通化しても、検索サービスはそれぞれ、今まで通り独自で展開する」
  • 検索エンジンの評価は、専門部隊が以前から、定期的に実施。キーワードを「商品系」「地域系」などいくつかのカテゴリーに分けて細分化し、結果の出方などを見て評価する

というようなことが言及されています。一貫して、
「検索結果で、検索エンジンからの情報を引用している箇所は一部。
だから、検索エンジンを共通化することでユーザーに不便は生じない」という主張ですね。
今後、Yahoo!JAPAN検索の動向としては、大きく分けると

  • シナリオ1.マイクロソフトの異議申請が受理されて、2008年の米ヤフー・Googleの提携時のように独占禁止法が適用される。(⇒現状維持もしくはBing採用へ)
  • シナリオ2.YahooサービスとGoogle検索結果をハイブリッドで表示し、Google検索アルゴリズムを独自に調整。
  • シナリオ3.検索画面から地図や広告などYahooサービスだけを切り分け、Google検索結果はそのまま表示。

などがありうると思います。
上記記事の「Google八分~」の下りを見るとシナリオ2が濃厚ではないかと思いますが、
シナリオ3になった場合は、SEOはGoogleに特化したものにしていかなければいけなくなりますね。

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7月 31 2010

実はそんなに秘密ではない Google の「秘密の計算式」について

カテゴリー: Google SEO, Google アルゴリズム, SEOadmin @ 11:34 AM

LiAメディアセクションの加藤です。

GoogleがWebmaster Central Blogで7月20日に公開した記事は、
非常に素晴らしい内容でしたので、ご紹介させて頂きます。

http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2010/07/google.html

詳細はぜひともブログ記事を読んで頂ければと思いますが、
結論としては、Googleは自社の検索技術における情報について
これまでに論文やレポート等のパッケージコンテンツ、
フォーラムへの参加等のライブコンテンツの双方において
様々な形でdiscloseしてきたという内容です。

確かに考えてみればGoogleの言うとおり、
Googleについての情報は既にWeb上だけでも処理しきれないほどの
膨大な情報があり、本当にclosedな情報はごくわずかなのかもしれません。

問題は、その情報に対する私たちのアクセス能力の問題であり、
もしGoogleについての有益な情報が得られないという現状について
その責任を問うとすれば、それは恐らく私たち自身なのではないでしょうか。

Googleが公開する有益な情報やPatent情報の多くは英語で公開されています。

例えば日本のSEO会社に、Googleの論文を正しく読み解き、
SEO戦略に転嫁させることができるコンサルタント、スタッフがどれだけいるのか。

このような部分が、いわゆるホワイトハットSEOと呼ばれるような
検索エンジンフレンドリーなSEO会社とそうでない会社を
決定的に分かつ、いち要因となることもあるのではないでしょうか。

弊社ではGoogleSEOについては
Googleが申請している膨大なpatent情報や公開論文を基にして
インデキシング技術やアルゴリズム技術、
言語処理・テキスト解析技術などの研究を行っており、
この点については他社にはない詳細な分析に基づく
GoogleSEOのご提案ができているのではないかと信じています。

私たちが欲しいと思う情報は、既に公開されています。
後は、その情報にどうアクセスし、どう編集し、
SEOの施策に活用していくことができるか。
それこそが、一番大事なのです。

メディアセクション 加藤

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7月 27 2010

Yahoo! JAPAN のより良い検索と広告サービスのために

LiAメディアセクションの加藤です。

本日、驚くべきリリースが出ました。
http://googlejapan.blogspot.com/2010/07/yahoo-japan.html

Yahoo!Japanの検索エンジンに
再びGoogle検索エンジンアルゴリズムの導入が決まりました。

Yahoo!Japan独自の検索システムと
Google検索エンジンが組み合わさるようですが、
今後のYahoo!SEOに対する考え方も再考せざるをえない状況となりそうです。

移行状況についてはWEBマーケティングの世界では
目が離せません。今後もウォッチしていきます。

メディアセクション 加藤

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7月 22 2010

Yahoo! Begins Testing with Microsoft

カテゴリー: Bing SEO, SEO, Yahoo! SERPs, Yahoo!SEO, Yahoo!アルゴリズム, 海外SEOadmin @ 12:35 PM

LiAメディアセクションの加藤です。

米Yahoo!公式ブログにて、Bingエンジンとの統合テストについて
本格スタートしましたとのリリースが出ています。
http://www.ysearchblog.com/2010/07/20/yahoo-begins-testing-with-microsoft/

以下、ブログより引用:

“We’ve started testing organic (also referred to as algorithmic) and paid search listings from Microsoft for up to 25 percent of Yahoo! Search traffic in the U.S. The primary change for these tests is that the listings are coming from Microsoft. However, the overall page should look the same as the Yahoo! Search you’re used to – with rich content and unique tools and features from Yahoo!. If you happen to fall into our tests, you might also notice some differences in how we’re displaying select search results due to a variety of product configurations we are testing.”

段階を踏んでの本格導入のようです。
また、SERPsのインターフェース自体はYahoo!を引き継いでいるようですね。

いよいよMicrosoftとYahoo!の提携が前面に出てきました。
こうなると気になるのがYahoo!Japanの状況です。

ブログを見ても特に動きはありませんが、
今後の動向が気になるところです。

BingSEOの準備をしてきた方には、
明るい未来がやってくる日も近いかもしれませんね。

メディアセクション 加藤

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7月 13 2010

Bing正式版、遂にOPEN!

カテゴリー: Bing SEO, SEOadmin @ 9:00 AM

LiAメディアセクションの加藤です。

本日、Bing検索エンジンがβ版の運用を終え、
正式に運用スタートしました。

Yahoo!との提携による今後の動向もとても気になるところではありますが、
今後もBingらしいサービス提供をして欲しいなと思います。

Bingエンジンを次なるSEO/SEMの対象として
お考えの方も多いかと思いますが、
そこはさすがMicrosoft。

親切にも、Webマスター向けに
BingエンジンSEM対策についてのコンテンツを設け、
Tipsを公開してくれています。
http://keyword.jp.msn.com/tips/default.htm

今後の対策の参考になると思いますので、
ぜひ確認してみて下さいね!

メディアセクション 加藤

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7月 12 2010

【SEO内部施策】Yahoo!キーフレーズ抽出を活用したタイトル要素最適化

LiAメディアセクションの加藤です。
本日は、Yahoo!デベロッパーネットワークが提供している
テキスト解析のAPIサンプルコードを活用した、SEO内部施策についてのご紹介です。

Yahoo!デベロッパーネットワークでは、
Yahoo!のテキスト解析ノウハウを活用し、
「キーフレーズ抽出」というAPIを公開しています。
http://cgi.geocities.jp/ydevnet/sample/jlp/sample3/keyphrase_sample.php

上記は動作デモのURLですが、
実際にキーワードを入力すると、
キーフレーズ度合いを0~100までを指標にして示してくれます。

キーフレーズは、「形態素解析」と「係り受け解析」という、
Yahoo!が独自に有している2つのテキストマイニング技術を
基にして抽出されているものだと考えられますが、
こちらの機能を活用すると、SEO内部施策の中でも
もっとも重要度が高い、「タイトル要素」の最適化に
活かすことができます。

例えば「SEO対策のリア株式会社」と入力すると、
「リア株式会社」のスコアが100
「SEO対策」のスコアが79
と表示されます。

同様に、「SEO対策の会社」と入力すると、
「SEO対策」のスコアが100
「会社」のスコアが56
と表示されます。

このことから分かるように、こちらのキーフレーズ抽出では
「係り受け」の構造にとどまらず、キーワードの「固有度」も
考慮されていることが分かります。

「リア株式会社」というキーワードは固有名詞であり、
一般的に使用頻度の低いキーワードですから、
入力された他のキーワードに比べて
相対的な重要度が高いことが想定されます。

タイトル要素を最適化する際に、目標となるキーワードを含めることは
もはやSEOの常識ですが、加えて検索エンジンがどのキーワードを
「キーフレーズ」として認識しているのか、
という点も考慮しながらタイトル要素を
最適化してみるのもよいかもしれません。

「目標キーワードはタイトル要素の中でも左寄せにした方がよい」
といったような根拠のないSEOとは違う、真の最適化に近づく可能性もあるでしょう。

もちろん、文章の構造によっては左側にあることでそのキーワードが
「キーフレーズ」と認識される可能性もありますが、
それはテキストの係り受け構造や形態素で切り分けたときの構造、
キーワードの固有度にも依拠するものですので、
こちらのツールを活用して色々とタイトル要素を変化させてみると、
最適なタイトル要素が見つかるのではないでしょうか。

尚、「このキーフレーズ抽出で目標キーワードがスコア100を獲得すること」
=「タイトル要素が最適化された状態」ではありませんので、
あくまで参考までにとお考え下さいね。

メディアセクション 加藤

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7月 11 2010

業界特化型SEOサービス

カテゴリー: SEOadmin @ 10:00 AM

LiAメディアセクションの加藤です。

弊社サービスサイトSEO-GET1にて、
業界別に特化したSEOサービスのページを作成させて頂きました。
http://seo-get1.net/industry/

SEOのゴールはランキングやセッション数ではなく、
サイトが目標とするコンバージョンをいかに最大化するかという点にありますが、
更にSEOを突き詰めて考えるのであれば、もはやコンバージョンの数すらも
成功かどうかを図る指標としては至らない部分があります。

例えば、転職の会員登録サイトの場合、
個人が会員登録しただけでは売上は生まれません。
企業へ人材を紹介し、採用されてはじめて売上となりますので、
そう考えると、本当に追い求めるべき指標とは、
単なるコンバージョンの数ではなく、
「紹介決定率の高い人材のコンバージョン数」
ということになるでしょう。

アルバイトの求人案件がないのに
「アルバイト」関連のキーワードで出稿して
コンバージョン数を稼いでも意味がないということですね。

このように、SEOにおける真の成功とは、
会社としてのビジネスゴールとイコールであり、
利益率の高さを目指すのか、利益のグロスを目指すのか、
など会社の経営戦略・方針によっても求められる施策は異なってきます。

しかしながら、そこまで踏み込んだSEO施策を実施するためには、
その業界に対する深い知識を持っていることが前提となります。

弊社では、過去の同業界へのプロモーションノウハウ等を基にして
業界ならではの課題やWEB集客の傾向を把握し、
業界別のSEOコンサルティングサービスを展開しています。

自社のSEOにお悩みの方や、同業界における競合会社の
WEBプロモーション手法をお知りになりたい方は
ぜひ業界特化型SEOサービスをご利用ください。

メディアセクション 加藤

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7月 06 2010

Bing正式版、いよいよ登場。

カテゴリー: Bing SEOadmin @ 2:21 PM

LiAメディアセクションの加藤です。
本日はBing検索エンジンについてのニュースです。

マイクロソフトの樋口社長の挨拶と共に、
7月13日(火)、いよいよβ版の運用を終えて、
本格リリースとの記事が出ています。
http://keyword.jp.msn.com/bing/default.htm

BingのSERPsは比較的評判が良いように感じるのですが、
色々と新しい機能も搭載されるようですね。

個人的にはBingの関連語検索ワードは
Yahoo,Googleの関連語検索とも違った独自の
「渋い」キーワードを提案してくれるので重宝していますが、
今後もBingのパワーアップには期待をしています。

Bingエンジンらしい発展の仕方をしていくことで
独自にユーザーシェアを奪っていくことが想定されます。
BingSEOも独自の存在感を得ていくのではないでしょうか。

弊社でもBingエンジンへのSEOに対するR&Dを兼ねてより進めております。
R&D成果は今後も当ブログ等を通じて公開してまいりますので、
どうぞご期待下さい。

メディアセクション 加藤

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7月 05 2010

Yahoo!検索 アルゴリズム Update

カテゴリー: Yahoo!SEO, Yahoo!アルゴリズムadmin @ 9:01 PM

LiAメディアセクションの加藤です。
本日、Yahoo!検索にてアルゴリズムアップデートの告知がありました。
http://searchblog.yahoo.co.jp/2010/07/yahoo_update_5.html

先週末から多くのサイトでかなりの順位変動が計測できていましたが、
やはりアルゴリズムUPDATEとのことでした。

弊社では現在自社で保有している数千サイトの順位変動を基に、
今回のアップデートに伴う傾向と対策について分析をしております。
分析が終わり次第、トレンドレポートなどでお伝えをしてまいります。

メディアセクション 加藤

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