7月 13 2010

【LPO】コンバージョン率が2倍になるランディングページを制作する7つのポイント

カテゴリー: LPO, リスティング広告, 内部施策admin @ 2:17 PM

LiAメディアセクションの加藤です。

本日は、WEBマーケティングの成果を最大化するための必須項目である
LPO(Landing Page Opitimization:ランディングページ最適化)
についてのお話をしたいと思います。

弊社でもランディングページの制作依頼をよく頂きますが、
過去に制作したランディングページの中で特に成果が
高く出ているページのコンテンツを整理すると、
以下の7つの条件をきちんと満たしていることが分かります。

  • 衝動買いユーザーを囲い込むための効果的なファーストビュー
  • 思わずユーザーのスクロールを促す共感コンテンツ
  • 自社独自の強みを訴えるUSP(Unique Selling Point)コンテンツ
  • 数字など客観的な事実を基に魅力を伝える実証コンテンツ
  • 広告色を薄め第三者からのリコメンドを見せる信頼提供コンテンツ
  • コンバージョン後に発生しうる懸念を払拭するサポートコンテンツ
  • 情報入力にストレスを与えないEFO(Entry Form Optimization)

必ずしもこれら7つのポイントの全てを満たす必要はありませんが、
ランディングページの改善をお考えの場合には、
この7つのリストと現在のページを照らし合わせて、
どのコンテンツが足りないのかを把握することで、
改善に向けた1つの道標を作ることができるのではないでしょうか。

  • 衝動買いユーザーを囲い込むための効果的なファーストビュー

  • ファーストビューを作成する際のポイントは2つです。

    • ユーザーの心を掴む魅力的なキャッチコピー
    • 集客するキーワードをファーストビューに含める

    キーワードとコンテンツマッチさせ、直帰率を下げましょう。
    キーワードを含めることで、リスティング広告における品質スコアの向上、
    SEOにおける内部施策にもつながります。

  • 思わずユーザーのスクロールを促す共感コンテンツ

  • 「こんな悩みはありませんか?」といった問いかけに、
    リスト形式でユーザーの悩みをリストアップしていくコンテンツは
    もはやアフィリエイトページの王道となりつつあります。

    全てがあのようなコンテンツにする必要はありませんし、
    商材によっては違和感や嫌悪感を醸成するケースもあるため
    見せ方に工夫は必要ですが、
    ポイントは、ユーザーにそのページのコンテンツを
    「じぶんごと化」してもらうことにあります。

    その商材・サービスによって解決をしたいユーザーの悩みやニーズに共感してあげて、
    まずはユーザーにページを「じぶんごと化」してもらいましょう。

  • 自社独自の強みを訴えるUSP(Unique Selling Point)コンテンツ
  • 他社にはない、自社独自の強みを訴求しましょう。
    このサイト・このページでしか提供できない「価値」について言及しましょう。
    自社の商材・サービスにこのUSPが見いだせない場合、
    LPOより前に行うべきことがあるかもしれません。

  • 数字など客観的な事実を基に魅力を伝える実証コンテンツ

  • 以下のように、数字や客観的な事実を基にした表現は
    商品のPRに説得力を付加します。

    • 導入社数が300社を突破!
    • 顧客満足度98%
    • 累計30,000個の販売実績

  • 広告色を薄め第三者からのリコメンドを見せる信頼提供コンテンツ

  • ユーザーは、メリットのみを前面に押し出した
    広告色の強いページにはうんざりしています。

    商材・サービスの魅力を正しくユーザーに理解してもらうためには、
    その商材・サービスの販売と利害関係がない第三者からの
    recommendation(推薦)が効果的です。

    【BtoCの場合】

    • お客様の声
    • クチコミ
    • モニターの声

    【BtoBの場合】

    • 導入事例
    • 第三者認証機関(専門機関・公共機関など)

  • コンバージョン後に発生しうる懸念を払拭するサポートコンテンツ

  • 慎重派のユーザーは、実際にコンバージョンした後も、
    「しっかりとフォローはあるだろうか」
    「ちゃんと資料や商品は届くだろうか」
    と様々な不安を抱くものです。

    これらの不安についてもコンバージョン後のサポート体制などを
    説明するなどして、ページの中で払拭してしまい、
    コンバージョンを躊躇する理由をなくしてしまいましょう。

  • 情報入力にストレスを与えないEFO(Entry Form Optimization)

  • ここまで来れば、後は最後のひと工夫です。
    個人情報の入力は、以下の観点で取得するべき情報を整理してみましょう。

    • コンバージョンの時点でどうしても必要な情報
    • コンバージョン後でも取得が可能な情報

    できる限り、フォームに入力を要求する情報は前者のみに絞り込みましょう。

    コンバージョン後のビジネスフローを考えると、
    できる限り多くの情報を事前に取得しておきたい場合には、
    入力フォームを数ページに分けるという手法も存在しています。
    数ページに分けることでボリュームの多さを視覚的に軽減させることができます。

    以上が、コンバージョン率を2倍にするランディングページを制作する7つのポイントでした。
    ぜひ参考にしてみて下さいね。

    ランディングページはこれら7つの要素とデザインが高度に統合されていなければいけません。
    制作をお考えの方は、ぜひこちらまでお気軽にご相談下さいませ。

    メディアセクション 加藤

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7月 12 2010

【SEO内部施策】Yahoo!キーフレーズ抽出を活用したタイトル要素最適化

LiAメディアセクションの加藤です。
本日は、Yahoo!デベロッパーネットワークが提供している
テキスト解析のAPIサンプルコードを活用した、SEO内部施策についてのご紹介です。

Yahoo!デベロッパーネットワークでは、
Yahoo!のテキスト解析ノウハウを活用し、
「キーフレーズ抽出」というAPIを公開しています。
http://cgi.geocities.jp/ydevnet/sample/jlp/sample3/keyphrase_sample.php

上記は動作デモのURLですが、
実際にキーワードを入力すると、
キーフレーズ度合いを0~100までを指標にして示してくれます。

キーフレーズは、「形態素解析」と「係り受け解析」という、
Yahoo!が独自に有している2つのテキストマイニング技術を
基にして抽出されているものだと考えられますが、
こちらの機能を活用すると、SEO内部施策の中でも
もっとも重要度が高い、「タイトル要素」の最適化に
活かすことができます。

例えば「SEO対策のリア株式会社」と入力すると、
「リア株式会社」のスコアが100
「SEO対策」のスコアが79
と表示されます。

同様に、「SEO対策の会社」と入力すると、
「SEO対策」のスコアが100
「会社」のスコアが56
と表示されます。

このことから分かるように、こちらのキーフレーズ抽出では
「係り受け」の構造にとどまらず、キーワードの「固有度」も
考慮されていることが分かります。

「リア株式会社」というキーワードは固有名詞であり、
一般的に使用頻度の低いキーワードですから、
入力された他のキーワードに比べて
相対的な重要度が高いことが想定されます。

タイトル要素を最適化する際に、目標となるキーワードを含めることは
もはやSEOの常識ですが、加えて検索エンジンがどのキーワードを
「キーフレーズ」として認識しているのか、
という点も考慮しながらタイトル要素を
最適化してみるのもよいかもしれません。

「目標キーワードはタイトル要素の中でも左寄せにした方がよい」
といったような根拠のないSEOとは違う、真の最適化に近づく可能性もあるでしょう。

もちろん、文章の構造によっては左側にあることでそのキーワードが
「キーフレーズ」と認識される可能性もありますが、
それはテキストの係り受け構造や形態素で切り分けたときの構造、
キーワードの固有度にも依拠するものですので、
こちらのツールを活用して色々とタイトル要素を変化させてみると、
最適なタイトル要素が見つかるのではないでしょうか。

尚、「このキーフレーズ抽出で目標キーワードがスコア100を獲得すること」
=「タイトル要素が最適化された状態」ではありませんので、
あくまで参考までにとお考え下さいね。

メディアセクション 加藤

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