【6月】検索エンジントレンド 〜オールドドメインのSEO有用性リサーチレポート
オールドドメインのSEO有用性リサーチレポート
- 検索エンジンは、ドメインの取得年数を評価し、その経過年数が長いものをそうでないものよりも高く評価する傾向にあります。Googleでは「エイジングフィルタ」呼ばれるように、新規取得後3ヶ月未満のドメインは適切なSEOが施されていても、順位の獲得は制限された状態となっています。
こうした状況を受け、サイトが作成されてから数年経過したオールドドメインを購入して、SEOを実施するという手法が広く認知されました。そこで、今回はSEOの手法として挙げられるオールドドメインの有用性について調査いたしました。
オールドドメインと新規ドメインにおける各種SEO要素の比較※計測期間は2週間
- @ドメインのインデックススピード
- ■Yahoo:オールドドメインは新規ドメインの約4.5倍のインデックス率
今回の調査により、オールドドメインの方がインデックススピードが速いことが判明いたしました。これにより、Yahooにおいてはオールドドメインが新規ドメインよりもSEO優位性をもつ可能性がございます。
- ■Google:新規ドメインのインデックス率はオールドドメインの約5倍
Googleでは、本調査期間中にGoogleCaffeineが導入された結果、従来よりも新規コンテンツがインデックスされるようになりました。同一条件下での連続データが得られなかったため、Googleに関しては継続して調査を続けてまいります。
- Aバックリンク認識スピード
- ■オールドドメインは新規ドメインの約3.5倍のページがリンクとして認識
オールドドメインは新規ドメインよりもバックリンクとして認識されやすく、2週間で約3.5倍のページがバックリンクとして認識される。
- B順位への影響
- ■継続調査中
調査期間中に実施された各エンジンの大規模なアップデートによって、今回は同一条件下での連続データが得られなかったため、継続して調査を続けてまいります。
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