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Yahoo!検索エンジンの動向概要
内部施策のインパクト分析
『内部施策による順位変動へのインパクトは外部施策に比べて小さい』
施策実施・未実施の両サイト群において、内部施策(Titleタグ、Meta Description、Meta Keyword,h1〜h6タグ、alt属性の修正)による順位変動に大きな違いは見られない。
■内部施策実施サイト群の順位変動値:28.4位上昇(前月比)
最適化項目は、基本となる内部ソース(Meta情報、h1、alt属性など)
■内部施策未実施サイト群の順位変動値: 17.3位上昇(前月比)
未実施サイト群においては上記項目(特にalt属性の最適化)が実施されていない
外部施策のインパクト分析
『外部施策を実施することで順位は安定して上昇する傾向』
10月は大規模なアップデートは起きておらず、外部リンク(バックリンクの数やドメインエイジの古いサイト)主導の施策が評価される傾向となっている。
■外部施策実施サイト群の順位変動値:147.6位上昇(前月比)
9月と同様、バックリンク数やドメインエイジなどの外部リンクが評価された。
■外部施策未実施サイト群の順位変動値: 9.9位上昇 (前月比)
上記サイト群においては順位の乱高下が激しく、順位を安定的に上昇させるためにも外部施策を実施することが望ましいことがうかがえる。
Yahoo!検索エンジンに対するSEO施策
『従来の施策を維持しつつ、Google検索対策を実施する』
Yahoo!では、依然として内部施策よりも外部施策の与えるインパクトは大きく、従来通りバックリンクの数やバックリンク(Yahoo!カテゴリ登録サイトからのバックリンクなど)の質を重視する傾向にあります。そのため、リアではリンク構築を主体とした施策を実施することによりYahoo!検索エンジンへの対策を強化してまいります。
しかし一方で、2010年10月22日にYahoo!中間決算の発表の場で年内に検索エンジンの切替を完了する方針を表明していることから、Google検索エンジン対策を早急に進めていく必要があります。
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内部施策のインパクト分析
『内部施策未実施のサイト群では、前月に続き順位が下降する傾向』
内部施策を実施したサイト群では順位が上昇したのに対して、施策未実施のサイト群では順位が下落している。Googleではリッチスニペットや画像、動画コンテンツの拡充に注力を始めているため、従来のHTMLソースの修正に加えてナチュラルリンクを集めるコンテンツを作成していく必要がある。
■内部施策実施サイト群の順位変動値:6.4位上昇(前月比)
最適化項目は、基本となる内部ソース(Meta情報、h1、alt属性など)
■内部施策未実施サイト群の順位変動値: 17.3位下降 (前月比)
未実施サイト群においては上記項目(特にalt属性の最適化)が実施されていない
外部施策のインパクト分析
『関連性のあるコンテンツからのリンク構築が評価される傾向』
Googleでは、関連性のあるコンテンツからのナチュラル(自然発生的な)リンクを構築することがSEOに最も効果的であるとしている。ナチュラルリンクの構築のためには、質の高い施策サイトを作成するとともにナチュラルリンクを誘発するコンテンツを作成していく必要がある。
■外部施策実施サイト群の順位変動値:57.2位上昇(前月比)
前月に引き続き、関連性のあるコンテンツからのリンクが評価される傾向にある
■外部施策未実施サイト群の順位変動値: 9.9位上昇 (前月比)
Google検索エンジンに対するSEO施策
『キーワード、画像、動画などの多数の軸からユーザーエクスペリエンスを考えてコンテンツを作成する』
GoogleはYahoo!とは異なり、サイトの順位決定にあたってページとサイト全体の価値を評価していると考えられます。そのため、従来の特定ページに対する施策だけでは満足のいく結果を出すことが困難となっています。さらに、Googleでは検索結果ページにクエリに対応したブランドを表示する試みを実践しており、ビッグワードでの上位表示は今まで以上に難易度の高い施策となります。
上記の動きの対策としては、ユーザーのニーズに沿った情報を発信し続けることが効果的です。そのためには、さまざまなキーワードに対応したコンテンツの作成、画像や動画コンテンツの作成が非常に効果的であると考えられます。
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